ルミガン点眼液でまつ毛育毛!効果と使い方、入手方法まで
ルミガン点眼液でまつげの育毛ができる!というのは本当でしょうか?医薬品だから効果も高いはず!とワクワクしている方もいると思いますが、副作用なども確認した上で使用することを強くおすすめします。
ここでは、ルミガン点眼液の効果と副作用、使い方、手に入れる方法などまるっとまとめました。
ルミガン点眼液は元々は緑内障・高眼圧症の目薬
ルミガンはもともとはまつげ育毛目的の医薬品ではなく、緑内障や高眼圧症の方に処方される目薬です。
成分は「ビマトプロスト」と言って、緑内障治療や眼圧下降の効果がありますが、その副作用としてまつ毛が伸びる、生えるといったことが確認され、まつげ美容目的として人気が出ました。
ルミガンの効果
ルミガン(ビマトプロスト)の効果は、毛周期の中の「成長期」を長くさせる効果、また、まつ毛を太くするまつ毛を長くするという効果が認められています。
効果が出る期間としては16週間塗布した臨床研究で、約8割で効果を確認。
- 長さは125%伸びた
- 密度は106%高く
- 色の濃さは118%濃くなる
という結果があります。
ルミガンの副作用
副作用として心配されるものにはまぶたの色素沈着があり、 まぶたが黒ずむこともありえます。
色素沈着以外には、目の充血やまぶたの腫れ、異物感、赤み、眼瞼溝深化などがあるとされます。
販売元であるアラガン社の実験では、ルミガンを使用した3.8%の人に副作用が認められています。
ルミガンの使い方
緑内障じゃない人、つまりまつ毛育毛目的の場合のルミガンの使い方についてです。
@クレンジング、洗顔をして肌をキレイにする(夜がおすすめ)
Aアプリケーターにルミガンを1滴たらす
B上まつげの生え際に塗る
ちなみに...
「ルミガン 使い方」で検索すると、上位のサイトに「まずは1滴、目に刺す。」とありますが、これはどう考えても間違いです。
なぜなら目に入れるのは緑内障の治癒、眼圧の下降を期待する人です。まつ毛育毛(美容目的)なら、まつ毛の根元に塗るのが正解です。
@肌をキレイにする
クレンジング、洗顔をして肌をキレイにしておきます。塗るタイミングは夜がおすすめです。
朝だとこのあとメイクをする方が多いでしょうし、効きが悪くなるばかりか色素沈着の心配もあります。
Aアプリケーターにルミガンを1滴たらす
塗るときにはアプリケーターがおすすめです。
百均などで売っている綿棒や歯間ブラシでもできないことはないですが、綿棒は綿棒の方に薬液が染み込みすぎてしまってもったいないし、ゴム製の歯間ブラシだとコツをつかむまで塗りにくいといったことがあります。
B上まつげの生え際に塗る
まつ毛美容液と同様に、まぶたの上に塗りますが、下のまぶたには塗らないほうが良いです。
理由はたれてきやすいからと、目に入りやすいから。上でいったように緑内障でない方は目には入れたくないですし、まつ毛をはやしたくない場所にまでついたままにしておくと、色素沈着の原因となります。
その他注意点
- コンタクトを外すこと
- いらない場所についてしまったらティッシュでふきとること
薬局や楽天など通販で買える?
ルミガンは日本では処方薬になるので、 薬局や通販では買うことができません。
もちろん、なんでも売っているイメージの楽天でも出てきません。
ただし、通販によく似た形で、オオサカ堂などの個人輸入でなら買うことができます。これは完全に自己責任になりますので、知識なく買うのはおすすめできません。
どうやって手に入れる?
ルミガンを安全に手に入れたいという方は、基本的には緑内障と診断されるしかないのですが(笑)、自由診療と言って、保険適用外なら手に入れることは可能です。
保険適用外なら、美容皮膚科などで胸を張って堂々と「まつげを伸ばしたいからルミガンをください!」と言えるわけですね。
お値段は保険適用ではないので高いです。1本で1万円〜などとわりと高額です。
ジェネリックはある?
後発を意味する、ジェネリック医薬品も存在します。有効成分が同じ、他も同じような成分でできていて、効果もかなり近いものが得られます。
ケアプロスト、ビマトアイドロップスなどがそうなのですが、値段や作用などを比較したい方はこちらに詳しくまとめたのでどうぞ。
これからはルミガンではなくグラッシュビスタ
ルミガンは本来は緑内障や高眼圧症のお薬。「間違ってまつ毛が生えてしまう」という副作用を都合よく利用していただけなのです。
ただ2014年になり日本でもまつ毛貧毛症の治療薬として「グラッシュビスタ」というお薬が認可され、日本でも手に入れることができるようになりました。グラッシュビスタはルミガンと全く同じ成分で、まつ毛貧毛症専用の医薬品処方薬です。
どちらも成分は同じものなのですが、まつ毛の育毛に特化されたグラッシュビスタが発売された以上、ルミガンよりもグラッシュビスタを使用するべきでしょう。
こちらも、ある程度効果が保証されているとも言って良い薬ですが、保険は適用外になるので5mlで 12000円〜20000円ほどの値段になります。(クリニックによって差があります)
使い方としては、ルミガンは目薬ですので直接目に入れるものですが、グラッシュビスタはまつ毛専用で認可された薬ですので、まつ毛の根元に塗ります。
(もちろん、緑内障でもない人はルミガンを手に入れたとしてもまつ毛の根本に塗るようにしましょう。)
まとめ
ルミガンやグラッシュビスタはまつげ育毛の効果がある程度望める医薬品ですが、お薬であるためその取り扱いには十分注意が必要です。
肌に合わない場合に副作用は起きてしまったりデメリットも大きくなります。
こういったことを考えると、やっぱり安心なのは日本人向けに作られた安全性の高いまつげ美容液。
美容液だから効果がイマイチなのでは?と思うかもしれませんが、美容液でも同じように1〜2ヶ月で効果を実感できる人が多くいることは、SNSなどを読んでいてもわかると思います。(⇒まつげ美容液の効果はいつから?)
おすすめの一覧はこちらにありますのでよろしければ見てみてください。